消費者金融の借金解決!任意整理とおまとめローンのどちらが有利?

任意整理かおまとめローン、どっちが有利?

消費者金融からの借金を抱えていると、金利も高いので返済が苦しくなることが多いです。このような場合、何らかの解決方法をとらないといけませんが、借金問題の解決方法としては、任意整理とおまとめローンが有名です。

これらはそれぞれどのような手続きで、またどちらを利用する方が借金問題を有利に解決できるのでしょうか?

以下では、消費者金融の借金に対して、任意整理とおまとめローンのどちらが有利なのかを解説します。

任意整理とは

消費者金融からの借金を抱えている場合、任意整理によって解決できることが多いです。任意整理とは、借金問題を解決するための手続きである債務整理の1種で、債権者と直接交渉をして、借金の返済額と返済方法を決め直す手続きのことです。

任意整理をする場合、過去に利息制限法を超過した高利率での取引があると、過払い金請求ができることもあり、その場合には、100万円を超える高額のお金が返ってくる可能性もあります。また、債権者との合意後の将来利息をカットしてもらえるので、借金の返済額が大きく減ります。返済期間を延ばしてもらうことによって、月々の返済の負担も減り、支払が楽になります。

このように、任意整理は借金問題にとても有効な解決方法です。

おまとめローンとは

消費者金融からの借金がかさんでいる場合、おまとめローンを利用することもできます。

おまとめローンとは、複数の借金がある場合に、新たな借入先から借入をして、その借入金によって以前の借金をすべて支払い、その後は新たな借金だけを返済していくことです。

銀行などの金融機関がおまとめローンサービスを実施していることが多いです。

おまとめローンを利用すると、借金が一本化されるので、借金全体を把握しやすくなりますし、それまでより金利が低くなったり返済期間が長くなったりして、月々の支払が楽になることなどがメリットです。

任意整理とおまとめローンの比較

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任意整理にもおまとめローンにもどちらにもそれなりにメリットがありますが、以下ではどちらが消費者金融からの借金問題解決に有利なのか、両者を比較してみましょう。

任意整理は利息返済が不要になる

任意整理とおまとめローンを比較したとき、大きく異なるのが手続き後に支払う利息です。

任意整理の場合には、債権者との合意後に発生する将来利息はすべてカットされることが普通です。これに対して、おまとめローンの場合には、手続き後も新たな借入先である銀行等に対し、金利を支払い続けなければなりません。

確かに、消費者金融よりも銀行の方が、利息が低いことが多いので、以前よりは月々の利息支払いが少なくなって返済が楽になることはありますが、おまとめローンの利息もそれなりに高いので、結局のところ、たいして返済が楽にならなかったというケースもあります。

そればかりか、おまとめローンにすると、返済期間が延びたために、支払期間中における利息の支払いがかさみ、借金の総支払額だけで見ると、むしろ返済額が増えてしまうこともあります。このように、利息支払いの点で比べてみると、明らかに任意整理の方にメリットが大きいです。

利息制限法を超過した取引がある場合に任意整理が有利

消費者金融からの借金の場合、過去に利息制限法を超過した利率で取引していることがあります。

この場合、任意整理であれば、借金を元本ごと大きく減額することができます。

払いすぎ利息の額が大きい場合には、利息だけで借金を完済してしまうので借金が0になったり、過払い金を取り戻せたりすることもあります。

これに対して、おまとめローンでは利息制限法引き直し計算はしません。よって、消費者金融との間で利息制限法を超過した利率での取引があっても、借金は一切減額されませんし、過払い金請求もできません。

むしろおまとめローンを利用したことにより、過去の消費者金融に対して過払い金が発生していることを見逃してしまい、本来請求できるはずの過払い金請求ができなくなってしまうおそれもあります。

このように、利息制限法を超過した利率での取引がある場合には、任意整理の方が大きなメリットがあります。

おまとめローンは借金が倍増するリスクがある

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おまとめローンには、大きなデメリットがあり、具体的には、おまとめローンを利用すると、借金が増えたり倍増したりしてしまうリスクがあります。

おまとめローンで借り換えをすると、おまとめローンの借入枠が過去の消費者金融の借入枠よりも大きいことが多いので、借り換え後についつい借り増しをしてしまうことがあります。

すると、結局以前よりも借金が増えてしまいます。
また、おまとめローンによって以前の消費者金融に対してはすべて完済することになるので、消費者金融の借入枠が空になります。すると、消費者金融は借入の勧誘などをしてくることもあり、ついつい以前の消費者金融からも借り入れをしてしまい、気づけばまた同じように消費者金融からの借金も抱えているという状態になってしまいます。

これらの消費者金融の借金とおまとめローンを合わせると、結果として借金が倍増してしまうのです。このように、借金が増えるリスクは任意整理にはないので、やはり任意整理の方がおまとめローンよりも有利です。

おまとめローンではブラックリスト状態にならない

おまとめローンの方が任意整理よりもメリットがある点があります。

それは、おまとめローンを利用した場合には、ブラックリスト状態にならないことです。

任意整理をすると、信用情報機関が保管する個人信用情報に事故情報が登録されてしまうので、その後一切のローンやクレジットカードなどを利用できなくなってしまいます。

こうなると、住宅ローンや車のローン、消費者金融のキャッシング等の各種のローンは利用できませんし、自分名義のクレジットカードを発行することもできなくなるので大変不便な生活になります。今使っているクレジットカードもいずれ使えなくなります。

このように個人信用情報に事故情報が登録されてローンやクレジットカードが利用できなくなった状態のことを俗にブラックリスト状態と言いますが、任意整理をするとブラックリスト状態になることを避けることはできません。

おまとめローンの場合、このような問題は起こらず、手続き後もローンやクレジットカードを利用することができます。

任意整理はおまとめローンよりも有利!

以上のように、任意整理とおまとめローンはかなり異なった借金問題の解決方法です。

しかし、おまとめローンでは、結局利息も支払わなければなりませんし、借金が倍増してしまうリスクもあり、借金問題の根本的な解決はできません。

これに対して、任意整理の場合、ブラックリスト状態になるデメリットはあるとしても、借金返済額を確実に減らして借金問題を根本的に解決することができます。

よって、以上の比較からすると、任意整理の方がおまとめローンよりも消費者金融からの借金問題の解決には有利だと言えます。今回の記事を参考にして、賢く任意整理で借金を整理しましょう。